Music

 私は音楽しか趣味の無い人間なので、以前はたまに自分でも音楽を作ったりした事がありましたが、今はそんな気が起こらなくなりました。私が音楽を作りたくなる時は、面白い音楽に出会って興奮した時です。「こんな面白いものを自分でも作りたい!」それがモノつくりのガソリンだったのですが、最近はそんな出会いがまるでありません。

I hate Left Wing

 今までの権威や既成概念をひっくり返したくなるのがアーティストだと思います。ですので急進的なアーティストほど左翼的な思考を持つのは分かる気がします。ジョン・レノンエルヴィス・コステロ、ポール・ウェラ―、ビョーク、だいたいミュージシャンは殆ど左翼思考です。これらアーティストの作る音楽は好きですが、私は左翼が大嫌いです。このギャップに悩みますね。

ルースターズ

 名盤って、確実に個人的なものだ。私にとって名盤はルースターズの「φ」と大江慎也の「ルーキー・トゥナイト」。未だに気持ちが持っていかれる時がある。ちょっと前など、気持ちが持っていかれ過ぎて聴けない時すらあった。とにかくルースターズは私の一時期に大きな光と影を残した。夜の街を歩いている時に「エアー」の一節が頭をよぎったりする。

同じ土俵

ネット上で全てが等価になりました。メジャーもインディーもプロもアマチュアもPCやスマホの画面上で同じ土俵に立って評価されます。評価は「面白いか面白くないか」のみで非常にフェアです。そこには権威や資金力も業界内の力関係も何も関係ありません。

渋谷レコファン

 音楽は無くならないけど、音楽をCDに入れて売る産業は終わった。まだ商売になるなら、こんなにCDショップが閉店したりしない。CDショップが閉店するのは、商売にならないからだ。町の写真屋さんが無くなったのは、デジカメの普及で商売が成り立たなくなったからで、それと同じ事がCDにも起きた。CDを買わなくても配信で聴けるならCDという商材は成り立たない。だが、配信の単価は低く、CDほどの利益率は無い。レコード会社は今までのビジネスモデルを維持できないだろう。衰退産業が生き残るには、売り上げに見合った固定費の削減、仕事のやり方の変更を余儀なくされる。成長産業であればかけられた予算も、ばっさりカットされる。そんな中で売れるものを作らなければいけないのはなかなかハードです。

十把一絡げの海の中で

 ファンを喜ばせても、よくて現状維持で、殆どの場合は顧客は自然減となる。こうしている今もライバルの数は増加する一方で、アーティストを名乗る人は「増加する分母」との戦いを強いられる。分母となる対戦相手は、毎月、いや、毎時間増加する一方で、新鮮味のあるニューフェイスが有利になるのは自明の理。十把一絡げの海の中でどうやって頭一つ抜き出る事が出来るか。それに対して的確な回答が出来たら金持ちになれます。