アイドルのドーピング商法

もはや「メジャーデビュー」という言葉が全く価値の無い時代にメジャーデビューするアーティストとは一体何なんだろうと思う。メジャーデビューしてもCDという産業自体がもはや過去の遺物であり、CDセールスでは仕事として成り立たない。単なる箔付けという為だけにメジャーデビューするには、余りにも実入りが少な過ぎる。1,000人のファンを相手に一人1枚ずつ売れても1,000枚ではチャートインは難しい。ただ、本当に1,000人のファンがいるならCDをリリースしなくても仕事として成立させる事が出来る。とにかく、最低300人から500人のファンさえきっちりいればCDなど出さずとも仕事として回していける。100人のファンを相手に予約商法で複数買いを煽り、チャートをドーピングしても100人のファンは1,000人には増えはしない。そして、予約商法でチャートインしても、それは何の意味も無い。リリース翌週には圏外に落ちてアーティストとしてのランクアップには全く貢献しない。もう、こういうアイドルの予約ドーピング商法は一斉にやめたらいいと思う。ファンも、アーティストも、運営も誰も得をしない。疲弊が重なるだけでなく、全く価値を生まない無駄な時間をただ過ごすだけなのだ。