Kiss to blisters -水泡にKiss-

 突然、創造主が提案する。「全てが人間の恣意的に合理的に進められるわけではない。この世は理屈の通じない世界である事をもう一度思い知ってもらいたい」 

 寓話はさておき。

 今年ブレイクさせようとして2020年のタイムテーブルを考えていたあらゆる仕事が、予期せぬコロナで水の泡になってしまった。今後は、長期的なプランが突如リセットされてしまうリスクを改めて考えておかねばならない。一瞬で水泡に帰す。5年先を見据えた事業はいわんや、今、来年の事業すら見据えられない。

 その一方で空前の好景気をもたらされている事業もある。空前の好景気を参考に生きていきたい。アーティストを中心としたエンタテインメント産業は、今までかけてきたコストが水泡に帰してしまったが、サンクコストの呪縛に囚われていたら、一歩も前に進まない。