エンタテインメント産業の強制終了

 コロナ以前の世界には二度と戻れないという意識をしっかり持つ事から始める事だ。それはもう大前提。悲しい話だが紛れもない事実。

 音楽?演劇?映画?ライブ?すべて「それどころじゃない」。どう生きていくか。毎日のお金をどうやって工面していくか。エンタテインメント産業は、衣食住足りたうえで、余禄で成立するもの。待望の新譜?話題の新作?まったくもってどうでもいい。来月の家賃が払えないのにライブに行く人間はいない。産業として成立していないという事をまだ理解できずに「食えないから国は補助しろ」? あのね、いま戦争中と同じ状況なんだよ。何をいつまでも能天気な考えでいるのかと。ファン1,000人以下の自称アーティストは全員失業です。今まで生ぬるい環境の中でかろうじて成立できていただけで、完全にお仕舞いです。これを機会に現実に早いところ直面するという意味でいい事だと思っています。