そんなに優秀ならあなたがやればいいのに

 成功したプロジェクトを評価する人間は、大体「生存者バイアス」を考慮しない。そして、「昔から自分はあのプロジェクトを知っていて評価していた」と語り、自分の優秀さに繋げる。その考えが簡単に透けて見えるから、聞いていていい気分にはならないのだが、当人はそれに気づかずただの「自分すごい人間」というマウンティングを続ける。恥ずかしくないのかな、と思う。あなたがそんなにすごい人間なら自分でそれをやればよかったんじゃないですか?他人の成功を自分の成功体験にはすり替えられないんですよ。