早い、安い、旨い。

早い、安い、旨い。これがポイントですな。コンテンツの絶対量が爆発的に増えちまったから、それぞれの価値観は劇的に低下した。食べ物が10種類しか無ければそのどれかを食べるけど、10,000種類もあったら10,000に分散されるってこと。もはや消費しきれないから、ちょっとずつ試食しておしまい。この「ちょっとずつ」がミソ。食べるのに時間がかかるものや、理解するのに手間なものは最初から手を出さない。食べやすく加工されたカットフルーツをつまむだけ。そして今日も、偏差値35向けの短い尺のコンテンツが量産されるのです。