人間は兎だと思って

 コロナ禍により、心の寂しさを埋めるビジネスが伸びるでしょう。24時間営業「碁会所」のようなビジネスです。みんな誰かと繋がりたがっている。誰かと話したがっている。それによって自分の存在を、生きている実感を得たがっている。そうでもしないと寂しくて死んでしまう。まるで兎。そんな兎に生きている実感を与えるのは、一方的な配信ではなく、双方向。一方的な受け身では意味が無い。SHOWROOMや17など、素人が素人に向かって話しかけて、発信側もレスポンスを受け取る。そして胴元は中抜きをする。キャバクラやホストクラブのビジネスモデルと同じ。一方的に商品を発売するビジネスは時代から取り残される。一方的に商品を発売するポジションにいた既得権益はその価値を失う。そして、旧態以前のビジネス従事者は、何故儲からないのか分からないままに根性論でモノを売ろうとする。20年前の方法論で仕事をするなんて、それはもう、無理だ。寂しいと死んでしまう兎が相手だと思って金儲けを考えた方がいいね。

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